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2015.05.08 出会い


たまーに。
『これは!!』っていう本に出会うことがあります。。

いつもはだいたい、小説かマンガなのですが。
今回はホントーーにめずらしく。
建築家の作品集でしたー。

『内藤廣の建築』 素形から素景へ  全2巻

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建築写真や図面も素晴らしいのですが。
内藤さんの言葉がとてもとても良かったです。。

この本は設計者だけじゃなくて。
施工者もお施主さんも読んだ方がいいな~と思いました。。

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『新しくなく、古くもなく、それでいて美しいもの』

先に述べた『素形』の資質を、もう少し描いておきたい。
新しくて醜いものは巷にあふれている。新しいだけで意味のないもの、一見新しい姿形をしているが
古い価値を一歩も抜け出していないもの。そんなものばかりが目につく。また一方で、古くて疲れ切っ
たものもたくさんある。その反対に、古いけれどいまだに輝きを発しているものもある。
本当は、新しく、その中に古い価値も内包し、なおかつ美しいもの、これが理想だろう。しかし、それ
は天啓のようなもので、自ら求めて手に入るものではない。そこには、建て主や敷地との運命的な出会
いや偶然得られるひらめきが求められる。
『素形』への思考は一足とびにそこまで飛躍しない。まず足元を見つめる。新しくなく、古くもなく、
それでいて美しいもの、を探し求める。革新的でも前衛的でもなく、懐古的でも保守的でもなく、
それでいて美しいものはないか。その中で思いもかけず飛躍の機会を得ることもある。
『新しくなく』とは、ことさら新しさを求めない、ということである。『古くもなく』とは、あえて
歴史や記憶に頼らない、という事である。それでいて、多くの人が心の奥底に抱き、その回路で共有し
得るような美しさが現れるとしたら、それこそが普遍的な価値であり、なおかつ今を生きる価値なの
ではないかと思う。

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この言葉は『内藤廣の建築2』で書かれています。
ほんとに勉強になりました。。

僕も、イロイロなものごとを、そんな風に見ていかんといけんな~と。
勉強させられました。。。
『ゲッソリ。。。』

興味がある人は。
読んでみるといいですよ~。。

激。おすすめです!!